健康になるために骨粗鬆症を知ろう|健康生活で丈夫な身体をGET

親としての心得

病棟

小児専門の医療機関が安心

鼠径ヘルニアの手術は簡単であり、安全であるとも言われています。そのことは、現在までの豊富な実績が証明していると言えますので、鼠径ヘルニアを患っている子供がいる親は安心です。但し、注意すべきこともあります。それは、鼠径ヘルニアの手術は成人と小児では術式が異なることです。成人の場合、筋膜に空いた穴を人工の補強材で塞ぐという術式が一般的です。一方の小児の場合は成人とは発症原因が異なり、また、成長過程でもあることから、人工の補強材を用いることはなく、ヘルニア嚢の根本を糸で縛って塞ぐという術式となります。もっとも、成人の一般的な術式よりも小児の術式の方が難しいというわけではないのです。ただ、成人の患者をメインにしている医療機関ですと、通常、小児の術式を行うことはありませんから、子供に手術を受けさせるのは、小児専門の医療機関の方が安心できると言えます。

経過観察は厳禁

ただ、小児の鼠径ヘルニアは手術を受けなくても、自然治癒することがあります。そう聞けば、自然治癒に期待してしまうのが親心というものです。しかし、自然治癒する可能性は低く、しかも、1歳を過ぎてしまうと自然治癒することは、ほとんどないと言われているということを知っておくべきです。と同時に、飛び出した臓器が元に戻らなくなってしまう危険な状態、嵌頓になってしまうのは、成人よりも小児の方が格段に速いということも知っておくべきです。そもそも、自然治癒するか否かを判断できるのは、医師のみです。つまり、素人が自然治癒に期待して経過観察をするというのは非常に危険な行為ですから、子供に鼠径ヘルニアの疑いがあるのならば、速やかに医療機関で診察を受けさせるべきです。