健康になるために骨粗鬆症を知ろう|健康生活で丈夫な身体をGET

リンパの機能と病気

医者

リンパの働き

リンパは血液と同じように全身を循環する液体であり、主に人体の免疫機能に作用します。リンパ液は人体組織から生産され、リンパ管を通して筋肉の収縮によりゆっくり循環します。また、首やわき、足首などに集合体としてリンパ節を形成しており、リンパはやがて心臓に入ります。ひとえに免疫機能に作用するものですが、体外から混入したばい菌やウイルスを迅速にキャッチし、攻撃をしかけるように命令をするのがリンパの役目です。しかも一度入ったばい菌やウイルスを記憶する機能もあり、二度と発病させない力があります。これは抗体反応と呼ばれるものです。リンパ自体はよく聞かれる名前ですが、意外に人体として重要な働きを担っていることを知る方は少ないかと思います。

リンパの病気

リンパはリンパ管を走行するだけあって、通過障害を起こすことがあります。リンパ管を圧迫することでリンパ液が滞ることが要因ですが、これをリンパ浮腫と呼び、原因はがん細胞が巨大化することでリンパ管を圧迫することがほとんどです。実はリンパ自体のがんもあります。これを悪性リンパ腫と呼びます。悪性リンパ腫はリンパ節やリンパ組織に発生するがんであり、特に60歳以上の男性に多いといわれております。悪性リンパ腫は大きく分けてホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫があります。違いはリードステルンベルク細胞やホジキン細胞の有無により分類されます。日本人ではホジキンリンパ腫が悪性リンパ腫の10%を占め、残り90%は非ホジキンリンパ腫となります。症状はリンパ節が張れ、痛みはないのですが、硬くなったリンパ節が容易に触れます。治療は基本的に放射線療法と化学療法となります。